「元気の道具箱」を作ってみよう!

チャレンジドジャパンでは、企業で長く働くために必要なスキルを学ぶプログラムを各種実施しています。
本日は自己理解(自分のいい状態や注意サインを把握し、常にいい感じの自分でいれるようになる)のプログラムから、
「元気の道具箱」についてご紹介したいと思います。

元気の道具箱って何?

「元気であるためにすること」「●●すると楽しくなること/もの」「気分がすぐれないときに、●●すると気持ちが落ち着くこと/もの」を、元気の道具と呼んでいます。
たとえば、
「プロレスを見る」「人に話を聞いてもらう」「近所の公園で散歩する」
のような感じです。
これらの道具を使用した際にどのような効果があるのかも一緒に整理しておきます。
これをチャレンジドジャパンでは「元気の道具箱」と呼んでいます。

自分の調子に合わせて元気の道具箱から道具を選び、あらかじめ使い方を考えておくことで、いつも「いい感じの自分」でいれるようになります。
もちろん道具箱に入れる道具は人それぞれ違います。自分にとって効果がある道具がないか考えてみてはどうでしょうか。

際の訓練では…

訓練時は個人ワークで考えた元気の道具を全体で共有し、他の方の意見を参考にしながら自分だけの「元気の道具箱」を作っていきます。
この道具箱はその時々の好みでも変化があったりします。定期的にメンテナンスをして、より効果が高いものを道具箱に入れておくようにします。

道具箱を作った後は体調が崩れそうなときや実際に体調不良になってしまった際の対応方法を考えていき、いざそういった場面に出くわした際にすぐ対処できるように準備をしていきます。

自己を知ることが就労への近道です!

就労を目指すためには、体調を安定させて働き続けることが出来る状態になることが大切です。
そのためには「いい感じの自分」を把握し、その状態になるために何をすればいいのか考えることが重要になってきます。
見学・体験はいつでもできますので、ぜひ実際のプログラムを体験して頂ければと思います。

チャレンジドジャパン山形センター
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