清潔でいることが大切なワケ

毎日入浴をする、歯を磨く、きれいに洗った衣服を身につける。
伸びた爪を切る、寝ぐせを直す、ひげを剃る。
私たちは、日ごろから「清潔」でいるためにさまざまなことに気を配り、意識をして行動しています。そしてこれらの行動は、生活の一部として「当たり前にやっている」という方が大半かと思います。
たとえば、家庭内で「お風呂に入りなさい」「歯は磨いたの?」などの声掛けがあった。
たとえば、小学校で「爪が伸びていますね」「寝ぐせがついていますよ」などの指摘を受けた。
まさに上記のような記憶が残っている!という方もいらっしゃるかもしれません。私たちは、ほんの小さな頃からのしつけや、学校教育を通して「清潔でいるための習慣」を当たり前のことのように身につけてきました。
今回は、清潔でいることが「働く上で」何故大切なのか、改めてお伝えしたいと思います。
平気と思っているのは自分だけ!?

疲れたから、めんどうだからという理由で入浴せずに寝てしまうことってありませんか?
その際、「二、三日くらい平気」「冬は夏場よりも汗をかかないから大丈夫」などといった思い・考えを抱く方がいらっしゃいます。しかし、これが落とし穴!
前提として、自分だけの思い・考えを「働く場」で貫き通すことは難しいと考えてください。これは、一般就労をお考えの方には必ず意識しておいてほしいポイントでもあります。
雇用先・雇用形態等に違いはあっても「働く」以上、「他者との関わり」を無くすことはほぼ不可能。他者と関わることは、一方的に自分の都合や気持ちを伝えることでも、それらのすべてを受け入れてもらうことでもありません。
今回のケースでいえば、ただめんどうだったから入浴をしなかった。翌日もいつも通り出勤した。次の日もつかれてしまって入浴はパスした。自分はまったく気にならない。「二、三日くらいは平気」と思っているから。
けれど、周りは?
隣の席で仕事をする同僚から体臭がしたら、頭皮がにおうと感じたら、フケが目立っていたら。相手は間違いなく不快な気分になるでしょう。
ご自身の感覚や認識の一切はさて置き、「二、三日くらい入浴をしなくても平気か、否か」を判断するのは自分ではなく、他者。おさえていただきたい大切な視点です。
自分のためにも!衛生に気を付ける

先ほどは、自己認識ではなく他者認識を意識しましょうとお話しました。しかし、清潔でいること=衛生に気を付けることはご自身の健康管理・維持のためにも、とても重要です。
時節柄、多くの方が意識して取り入れている「うがい・手洗い」を基本として、
からだと髪の衛生に欠かせない「入浴」
口臭や感染症の予防にもつながる口の中の衛生「歯磨き・舌磨き」
これらが何故必要なのか、どのようにして行うのか、使用する道具は何か、等々について
チャレンジドジャパンでは利用者の皆さんに、プログラム【自立機能】健康で快適な日常生活のためのセミナーで解説・紹介をしています。
自分のため。自分以外の誰かのため。
どちらか一方の意識が欠けてもバランスがよくない。自分も、相手も、気持ちよく社会生活を送るために、まずは「清潔でいること」気を付けてみませんか?
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