職場定着に向けて

チャレンジドジャパンの大きな特徴の1つに、約5年半にわたる“継続した支援”が可能という事があります。就労移行支援を2年間、就職後フォローアップに半年、その後就労定着支援を3年間利用できます。長い付き合いの中で、社会とのつながりを持ち、利用者さんが活躍できる土台作りを一緒に行っていきます。

今回は、就職後に注目し、どんな支援が受けられるのか、また就労定着支援のメリットをご紹介いたします。

就職後の流れ

6か月間のフォローアップ

就職後6か月間は、フォローアップ期間として支援が継続されます。職場を訪問し、お仕事の様子や職場環境を見させてもらったり、面談したりしています。働いている上での困りごと(仕事内容や人間関係、健康面、その他会社には言いにくいことなど)を面談の場でお話しいただきます。対応策を練り、一緒に解決に向け取り組みます。また、職場の方ともお話しし、職場の方と利用者さんの間に入って、情報提供、問題への対応などを行っています。利用者さんが働き続けやすい環境づくりを支えてまいります。

最長3年の就労定着支援

フォローアップ後、ご希望により就労定着支援サービスを利用することができます。宇都宮センターでは、82%の方がフォローアップ期間後に就労定着支援利用をしています。職場訪問や面談を通し、より継続して働き続けられる職場環境づくりに努めてまいります。雇い入れた企業の方としても、チャレンジドジャパンのような相談窓口があることは雇用する上で安心する材料となるようです。

職場定着支援のメリット

就職後、支援者がいるかどうかで、職場定着率が大きく変わってくるというデータがあります。(独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構集計データより)

下グラフは、職場定着率を示したグラフです。就労支援機関と連携があった場合、就職から3ヵ月後には約15%、1年後には約20%近く定着率に差が出てきます。

出典:『障害者の就業状況等に関する調査研究』 (2017年、JEED)

労働時間や勤務日数などの働き方や障害上の配慮面、業務での不明点や不安点、職場の方とのコミュニケーション面、生活面など、いつでも相談できる支援員がいることで、より安定した職業生活を送ることができるようになります。

また、ご家族や医療機関、その他支援機関(ジョブコーチ、障害者就業・生活支援センターなど)とも連携を図ることもできます。

就労後、度々発生してくる働きにくさや違和感を、利用者さん、企業さんと一丸となって解決していき、利用者さんの適切な働き方、そして生活面の安定との両立を目指していきます。

利用ケースのご紹介

チャレンジドジャパンから製造業へ就職したAさん。勤務初日にはオリエンテーションがあり立ち合いの依頼がありました。

勤務初日に同行し、従業員の皆さんとご挨拶したのちに、事業所内のルール、必要書類一緒に確認。その後、職場の方とも情報共有を実施。

・1か月目は、週1回のペースでお電話にて状況確認を実施。勤務開始からの不安なことや対処方法などを話し合った。

・2か月目は週2電話月1訪問での支援に変更。

・3か月目からは、月1センターでの面談でご本人から近況を伺い、月1職場訪問でお仕事の様子を拝見したり上司の方からお話を頂く。Aさん、職場の上司双方から、職場へ馴染んできたこと実感できたとお話し頂く。

・7か月目からは、定着支援のサービスを利用開始。 月1 センターでの面談と月1職場訪問を継続し、仕事の進め方や仕事上の疑問点などを共有、職場の方へ相談補助などを行う。途中から、 障害者就業・生活支援センターの支援員の方とも連携し、職場定着に向けた支援を行った。

その方の状況に応じて、面談のペースや訪問時の対応などを調節していきます。その方に合った支援ができるのは、就労移行からの密な付き合いがあるからこそ。その他ケースについては、宇都宮センターへお問い合わせください。

お問い合わせ

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〒320-0806 栃木県宇都宮市中央1-1-1 宇都宮アクシスビル 3階
電話:028-678-5385
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