7月度グループワークのご紹介

宇都宮センターでは毎月、最終水曜日にグループワークのプログラムがあります。
7月は雨をどう説明するかを考えてみました。もし、「雨って何ですか?」と聞かれたら、どのように説明するでしょうか?

まずは色々なアイデアを出してみましょう
説明するにも様々な手段があります。
「言葉」「絵」「ジェスチャー」など様々な表現の中から、自分の伝えやすい方法を選んでもらいました。
迷いなく文章を書き出す方、絵で表現しようとする方、中には先日のオリンピックで話題になったピクトグラムで表現しようと試みる方もいました。

色々な視点から考えてみましょう
匂いは?形は?音は?感触は?どうして雨は降るの?イメージは人によって全く異なります。
雨の降る原理を科学的に説明する方、自分の雨の印象を言葉にしようとする方、雨が降るとどんなことが起きるかを説明する方など、みなさん様々な切り口から雨を考えていました。
イメージを共有してみましょう
一通りイメージを書いてもらったあと、今回はそれぞれの書いた用紙を交換して共有してもらいました。
イメージを共有してもらうと様々な感想が聞かれました。
・「雨」の説明だけでこれだけ違うのだから、普段の生活の様々な場面で、人によって捉え方や考え方が違うのは当たり前のことだと改めて気付けた。
・自分では思いつかないことや発想が聞けたのは視野を広くする良い体験になった。
・細やかな表現でそのものを伝えることは、互いの想像力も試されている気がした。
・「自分もそう思った」「そんな説明もあったなぁ」と思う部分がたくさんあった。
今回のグループワークの目的は伝わる説明の仕方を考えること、そして伝えることの難しさを知ることでした。
参加された皆さんは柔軟に他の方のイメージを受け入れて、素直に感心したり、納得したりしていました。
伝える難しさを感じた後には、他の方が悩みながら考え出した説明も納得しやすかったのかもしれません。
また機会があれば、たくさんの人とイメージを共有できるワークを実施したいと思います。

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