桜咲く!就職おめでとうございます

宇都宮センターの利用者さんが、この度就職先が決まりました。店舗内軽作業業務を始めたAさん。初日の出勤を終えたAさんに就職活動を振り返ってもらいながらお話をお聞きしました。

何があっても諦めない強い気持ち

ーーコロナ禍での就職活動、大変だったことはありますか?

思いがけず長期戦となったと感じています。モチベーションの維持が大変でした。悔いは残さないようにしたいなと思っていたので、まずは就職するのが目標だから、何があっても諦めない強い気持ちをもって過ごしました。活動中、これでいいのかなという不安がありましたが、自分を信じてスタッフをはじめとする周りの方と相談し、サポートをもらいながら過ごしました。
やっぱり不安感はありましたが、生活リズムを整えてから、通所時間を延ばしてと、しっかり働くための準備できたと思います。通所時間を延ばしたため、その時間に自己理解を進めて、ノートにまとめたりしました。これは就職活動を本格的に始める際に見返し、とても役立ちました。休みの日には、リフレッシュすることに注力し、メリハリをつけたことも良かったです。

ーー就職活動において、心がけていたことはありますか?

応募する企業の情報収集をしっかり行うことと、店舗であれば実際に足を運んでみることです。職場見学ができるところには、見学に行くなど、下準備を怠らないようにしました。志望動機についても、スタッフやHWの担当に見てもらい、アドバイスをもらいました。

ーー就職活動における、軸はありましたか?

長く続けたいので、興味があって、出来そうな仕事から選びました。また、自宅から通いやすいところもポイントでした。

仕事をできる喜び

ーー勤務初日、いかがでしたか?

緊張60%、わくわく40%かな。久しぶりに仕事をできるという喜びがありました。立ち仕事だったので、足と腰が痛くなりました(笑)

ーー就職活動を本格的に始める1年前の自分に伝えたいことはありますか?

就職の不安、新型コロナウイルスが流行し働き始められるのかという不安があったと思う。「諦めずに通所を続けることで、内定につながるよ!」

ーー就職して役立った訓練はありましたか?

コミュニケーションの個別レッスンをしてもらっていたので、かなり役立ったと感じています。スタッフと一緒にたくさん練習したこともあって、抵抗感が薄まり、上司だけでなく他の従業員の方に質問ができました。面接のときはもちろんですが、出勤して従業員の方へ挨拶する際など、発声練習が活きたと感じました。

Aさんのこの1年は特にソフトスキル面を強化してきました。発声の仕方から、職場でよくある場面を切り出してのレッスンなど多岐にわたる特訓を行っています。ハードスキルとは違い、習得が一目で分かるわけではありません。レッスンにプラスし、日々のスタッフとのやり取りの場面で繰り返して習得に向け取り組みました。入社後、早速役立ったという事でとても嬉しく思います。

Aさんの入社日の決定が急だったこともあり、ほかの利用者さんへご挨拶ができなかったことが心残りだったとお話ししていました。
長く働くことを目標にしているAさんに、これからも定着支援として関わりを続けていきます。Aさんの就活の軌跡については、5月号のチャレンジドジャパン通信でもお伝えします。そちらもお楽しみに!

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