7月グループワークのご紹介

今回のテーマは「職場で不調を訴える」です。
仕事中、頭痛が酷くなり休憩を取らせて欲しいことを上司に伝える、というシチュエーションです。
自分の体調不良の状況を伝えなかった場合、伝えた場合それぞれのメリット、デメリットについて意見を出し合い、どんな風に伝えたらよいかを考えました。

ロールプレイ
初めに今回のテーマをもとに、スタッフでロールプレイを行いました。
体調不良の社員は、ため息をつきながら頭を抱え辛そうな様子。その様子を見た上司は心配そうに声を掛けますが、「体調が悪いので帰ります」と言って帰ってしまいます。
ロールプレイを見た利用者さんに気になった点を伺うと、
「自分から伝えずに体調不良を態度でアピールしている」、「上司の判断を仰がずに、自分の判断で帰ってしまっていた」、「目線を全く合わせなかった」などの意見が挙がりました。

ステップアップポイント
次にどうすれば良くなるのかを考え、利用者さんに改善点を伺ったところ、
・自分から早めに相談をする。
・休んでも良いかの判断を仰ぐ。
・服薬する。
等の意見が挙がりました。
改善されたロールプレイ
皆さんから挙がった改善点を意識し再度ロールプレイを行いました。
・服薬して様子を見ても体調が改善されない場合、クッション言葉を用いて上司に報告する。
・自分の状況と具体的にどうしたいのか、希望を伝え相談する。
・上司の判断を仰ぎ、お礼を伝える。
上司に早めに相談し自分の症状と希望を伝えたことで、上司はいち早く状況を把握することができ、その後の対応がスムーズになる事が分かりました。
最後には利用者さんのロールプレイの時間を設けています。グループで行い、お互いの良かった点を共有しました。

まとめ
みなさんは自分の体からの「注意サイン」を知っていますか。
人それぞれに異なるかと思いますが、例えば毎朝飲んでいるコーヒーが美味しく感じない。頭痛や腰痛があるなど…。そんな時は「休め」という体からのメッセージなのかもしれません。
体からの注意サインがあるのにもかかわらず我慢しすぎてしまうと、緊急事態を引き起こすことや仕事のミスや作業能率の低下に繋がる場合もあるでしょう。
症状が悪化するのを防ぎ、周りに心配をかけずに仕事の引き継ぎをスムーズにするためにも、日頃から体からの注意サインを意識して、早め早めの対処を心掛けましょう。
朝から体調が悪く服薬して出勤するが、なかなか改善されず帰りたいが仕事がたくさんある…こんな状況になる事があるかもしれません。
そんな時に今回学んだことを活かしていっていただきたいと思います。

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