県内の就職状況について

 チャレンジドジャパンでは、たくさんの方が就職に向けて日々トレーニングに励んでいます。

 しかし、様々な社会情勢の中で、就職に不安を抱かれる方も少なくないと思います。一方で新型コロナも5類に移行し、少しずつ日常が戻りつつある現在、経済活動も段々と活発になってきています。

 このような変化は、障がい者雇用にも影響を及ぼしているのでしょうか。
 今回はそうした気になる就職状況についてまとめました。

県内の障がい者の雇用数

 2023年7月現在、障害者雇用促進法という法律により、企業は全従業員の2.3%の障がい者を雇用するよう義務付けられています。

 加えて、従業員が43.5人以上いる企業は、毎年6月1日時点の障がい者の雇用状況をハローワークに報告しなければなりません。これを集計したものが毎年年末に発表されています。

 令和4年末に発表された栃木県内の障がい者の雇用数は5,515.5人でした。
 ちなみに令和2年は4,847.9人、令和3年は5,201.5人だったので、大きく増え続けていることがわかります。特に、民間企業の雇用障がい者数は19年連続で過去最高を更新しているそうです。また、令和4年の実雇用率は2.38%となり、法定雇用率である2.3%を25年ぶりに上回ったとのことです。
 社会情勢に左右されることなく、障がい者雇用が年々進んでいるということですね。

そして気になる就職先は、
1位 製造業(1,463.0人、前年比 94.5 人増)
2位 医療、福祉(1,322.0 人、同 146.0 人増)
3位 卸売業・小売業(991.0 人、同 27.0 人増)
4位 サービス業(410.0 人、同 16.0 人増)
だったそうです。

宇都宮センターの就職状況

 宇都宮センターからも、毎年多くの方が就職されています。
 令和4年度の就職状況は以下のグラフの通りです。

 一番割合が多いのは福祉でしたが、それ以外にも様々な産業に就職されていることがわかります。
 実際に従事されている仕事内容としては、事務作業や清掃、軽作業等があります。皆さんチャレンジドジャパンでの訓練を活かし、毎日一生懸命仕事に励んでいらっしゃいます。

 県内の動向を見ても、宇都宮センターの実績からも、就職難を心配する必要はなさそうです。

 そうは言っても、不安になってしまうこともあるかと思います。宇都宮センターでは利用者さんのそうした気持ちにも寄り添いながら、望む進路に前向きに向かっていけるよう、スタッフ一同全力でサポートいたします。
 就職に向けて一緒に頑張って行きましょう。

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