避難・救助訓練を行いました

災害は忘れた頃にやって来る。立川センターでは、いざという時の為に定期的に防災訓練を行っています。
新しく通所された方、一度経験しているがよく覚えていない方など、緊急時にパニックや混乱を避けるためには、反復訓練が大切です。

身を守る事の基本:避難訓練

災害に直面した際、自分や家族の身を守るために必要なのは、普段からの備えです。外に出るまでの避難経路、非常口の把握、災害に巻き込まれてしまった場合に現場で取るべき行動を事前に確認することで、緊急時の落ち着いた対応に繋がります。

今回の避難訓練は、立川消防署の消防士さんにご協力いただき開催しました。
地震発生の初期対応後、外に避難するという設定で行われました。押さず、騒がず、近くの公園まで職員の誘導に従って落ち着いて避難し、点呼で逃げ遅れた方がいないことを確認して終了しました。訓練後、消防隊員の方より避難前に火元になりやすそうな場所への注意、避難時に被災しやすい場所等々貴重な講評を頂きました。

自分が助けるという強い意志:AED講習会

今回同時開催として、消防隊の方にAEDとAED練習用人形3体をご用意いただいてAED講習会を実施しました。近年AEDの配備が増え、学校や役所、大規模商業施設のみならず、駅やコンビニ、診療所等にも配備されており、皆さんの目に留まる機会も増えているのではないでしょうか。但し、心停止発生から5分以内にAEDによる処置が求められており、まだまだ十分な配備状況とは言えません。倒れた方や意識を失っている方を見かけたら、率先して行動頂く必要があります。躊躇なく救命活動を行って頂くため、AEDの訓練は必要不可欠と言えます。

無言で力のこもった訓練風景

参加された方全員が真剣に訓練に臨み、激しい動作による息遣いと人形の胸部が凹む音のみが訓練室に響きました。消防隊員の方の終了の合図が出るまで、皆さん本番さながら心臓マッサージを続けておられました。
また質疑応答の時間では積極的に手が上がり、命を救うための質問がいくつも飛び交い、消防隊員の方からも熱のこもったアドバイスを頂けました。

訓練を受けた感想

避難訓練に参加された利用者さんから以下のような感想をいただきました。

・通所時使う階段で一階分降りるだけだったけど、避難場所が確認できてよかった。
・もしもの時にも落ち着いて行動できる気がした。
・ここだけではなく、自宅でも避難経路/場所を確認しようと思った。
・実際の災害発生時は、電気が消えていたり、煙があったりで大変だと思うので、パニックを起こさず普段通りの行動ができるようにしたいと思った。等々

今回のイベントでは災害や急病人の対応について、実際の場面を意識しながら訓練することができ、充実した時間となりました。

立川センターでは、定期開催している講座の他にも、このように様々な内容のプログラムをご用意しております。
見学・体験は随時受け付けておりますので、ご興味がある方はぜひご連絡ください!

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