自分の感情、捉え方を知ろう
先日、自分の感情を知る・捉えるというテーマで自己理解講座を行いました。今回はそちらの内容を一部、ご紹介させて頂きます。
例題をもとに自分の感情、捉え方を知る
突然ですが、下記の状況にあなたが直面した場合どのような気持ちになりますでしょうか?
上司:資料のコピーを10セット作ってください。
自分:はい、わかりました。(⇒出来上がりを報告)
上司:当然、両面印刷したわよね。
自分:いえ、していませんが・・・。
上司:どうして!部数が多ければ普通は両面印刷でしょ。ホントにもう!!
自分:【 】
例題をもとに自分がどのような感情になったのかを検討し、皆さんに考えていただきました。
その後、上司の発言には背景があることをお伝えし、背景を知った時の自分の感情について変化があったか再度共有いたしました。
自分の捉え方が正しいか、正しくないかではなく、どのように捉えたかが重要となります。

背景を考える事で、捉え方が変わる
『ルビンの壺』という有名な絵があります。この絵は一見、白い壺のようにしか見えません。しかし、黒い背景に着目すると別の絵が浮かびあがってくるものです。ゲシュタルト心理学では「図」と「地」という考え方があります。
ある物が他の物を背景として、全体の中から前面に浮きあがって見えるものを「図」、背景にある物を「地」としています。
今まで見えないものを逆の立場で考え、相手になりきってみる。これを応用し日々の生活に取り入れてみると、今まで気付けなかった自分の行動や、相手の気持ちを知ることが出来ます。
利用者さんの声
感情の捉え方は自分と相手の状況や機嫌、背景によって大きく変わってくるので、一時の感情に身を任せ場当たり的な行動をするのではなく一歩引いて冷静に行動する事が大切だと思いました。
(Fさん・30代・精神)
自分の感情や思考を客観的に見ることができました。また、相手の意図・背景を考えてみると、同じ物事でも認識や感情が変わることが実感できました。
(Yさん・30代・精神)
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