6カ月で就職するための3つのポイント

今回は実際に就労移行支援事業所を利用した場合に、どういった流れで就職まで進むのかをお伝えします。

もうすぐ4月を迎え、新たな生活が始まる方も多いため4月から利用し、半年後の就職を目指す方の例でお伝えします。

今回参考としましたのは40代、知的障害の実際の利用者になります。

【4月~5月】

この期間では、通所ペースを実際の勤務時間に近づけることが目標になります。

就職するうえでは、安定して通勤できることが求められます。安定して通勤できることは、チャレンジドジャパンに安定して通所し実績を作ることで証明することができます。

就職活動時には直近3か月の通所状況を聞かれることが多いため、半年後を想定する場合はこの段階で目指す勤務時間に近い通所ができていることが望まれます。

【6月~7月】

この期間では、就職条件の整理書類準備、面接練習がメインになってきます。

〇就職条件の整理
・自身の得意不得意からどういった職種を目指すか
・求人検索をするうえで優先したいことは何か
・自身の障害特性と求めたい配慮は何か

など、就職活動に向けての条件整理を行っていきます。

いわゆる自己理解といわれる部分になります。自己理解ができていると企業側としても配慮しやすく採用につながりやすいですし、自身の障害特性の理解は体調管理につながり、長く働き続けることができる要素になります。

チャレンジドジャパンでは、個別、集団での様々な作業、講座を通して、自身の障害特性を考えていくことができます。“できる”“できない”だけではなく、“これがあればできる”を見つけていくことがポイントです。

〇書類準備、面接練習
「書類の書き方が分からない」「面接が苦手で不安が大きい」などはよく聞くお悩みです。

チャレンジドジャパンでは訓練の中で書類を作成することができ、面接に関しても対面面接、オンライン面接ともに練習する機会を設けています。経験豊富なスタッフからのアドバイスを受けながら進められるため、精度を高めた状態で本番に臨むことができます。

【8月~9月】

この期間はいよいよ応募、面接、実習がメインです。4カ月で整理したことをもとに、実際の求人に応募していきます。

〇応募
今まで整理してきた条件をもとに求人を検索し応募します。

求人検索についてはこちらからご覧ください。

〇面接
面接は就職活動の中で苦手としている方が1番多い内容です。

面接練習ではできても、本番ではできないことも少なくありません。

そのためにチャレンジドジャパンでは面接同行をすることができます。応募する企業によって様々ですが、同席も認めてくれる企業も少なくありません。

普段通所しているセンターのスタッフが一緒にいることの安心感があることや、その場でのサポートをする受けることができるため望まれる方が多いです。

〇実習

企業によっては実習を含めて選考としているところもあります。実習では、企業研究だけではわからない企業とのマッチングを見ることができます。

面接が障害特性上どうしても難しい場合は、実習があるところを優先して探すことで就職先を決めやすくすることもできます。


以上、通所開始から半年で就職を目指すプランでした。各月ごとに目標を設定して、ポイントを押さえていくことが大切になります。

こちらはあくまで目安であり、半年で就職するまでの過程は人それぞれプランニングすることができます。

チャレンジドジャパンでは就職までではなく、就職後のサポートも行っております。

就職後のサポートに関しては以下からご覧ください。
「職場と定着支援の連携」

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(川崎市指定 就労移行・就労定着支援事業所)

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