「事務職」を目指す方は普段どんなトレーニングをしているの?

これまでチャレンジドジャパンを利用して就職にされた方は2,100名を超えています。その中でも「事務職」に就かれる方は多くいらっしゃいます。ただ、「事務職」について実際にどんなお仕事をしているのか知らない方も多いのではないでしょうか。

事務職一例

「事務職」とは?

事務職とは、資料作成や備品管理、電話対応、データ入力など他社員のサポートをするお仕事です。さらに事務職は「一般事務」「経理事務」「総務事務」「医療事務」など細かく分かれていることが多いです。今回は、特に障害者雇用で多い求人の一つ「一般事務」について詳しくお伝えしていきます。

「一般事務」の業務内容とは?

資料、書類作成・電話やメール、来訪対応・データ入力・ファイリング・郵便物の仕分けや発送・備品管理や整理整頓・環境整備など幅広くあります。そこで「一般事務」で必要とされるスキルを身に付けるために、実際に事務職を目指している方のトレーニングをご紹介させて頂きます。

事例① 通所期間5カ月 Cさんの場合

得意なこと→パソコンを使う作業(WordやExcel)が得意。苦手なこと→コミュニケーションに苦手意識があるため、積極的に他者と関わる講座に参加し、適切なコミュニケーションスキルや報連相の仕方を学びます。

10:00~朝礼
10:10~11:00 Word学習・・・データ入力や文章作成、文字の装飾、画像の貼り付け、グラフの作成などを学びます。
11:10~12:00 Excel学習・・・決まったフォーマットを使った表へデータ入力、セルの書式設定、関数などを学びます。
13:00~13:50 講座参加・・・職業スキル講座「ピッキング作業」に参加し、指示書を確認しながら品物を探して、指定された量をカゴに入れていきます。複数名で作業をするので周りと報連相をしながら進めていきます。
14:00~14:50 仕分け作業・・・郵便物や名刺を手順通りに仕分けます。
15:00~帰宅

事例② 通所期間1年 Tさんの場合

得意なこと→データ入力など長時間に及ぶ作業。苦手なこと→急な作業依頼があると焦ってしまうため、毎日依頼作業の時間を設け、様々な作業に取り組んでどんな場面でも落ち着いて作業できるようにトレーニングしています。

10:00~朝礼
10:10~12:00 データ入力・・・決まったフォーマットを使って約2時間入力をします。速さだけではなく、集中力や正確性を意識します。
13:00~13:50 依頼作業・・・スタッフから単発的に依頼作業を受けます。パンフレットのシール張りや資料の三つ折りなど状況によって異なります。
14:00~14:50 計量作業・・・クリップ等を使って指定されたグラム数を計量し、個数を数えてから袋に入れていきます。
15:00~帰宅

スタッフから一言

以上のように、自身の得意なことや苦手なことをトレーニングに組み込み、得意なことはさらに伸ばして、自身の強みにします。苦手なことはそれを出来るようになるために工夫することや配慮事項として企業様に求めることを整理していきます。「実際にトレーニングの様子を見てみたい、体験してみたい」「事例以外のトレーニング内容を知りたい」と思われる方はぜひ見学、体験にお越しください。

◯お問い合わせ

見学、体験を随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。

〒210-0005 神奈川県川崎市川崎区東田町2-11 大谷加工川崎大通ビル9F
電話:044-589-4693
メール:[email protected]
(川崎市指定 就労移行・就労定着支援事業所)

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