相手を尊重したコミュニケーション IメッセージとYouメッセージ

コミュニケーションおよび対人スキルは、よりよい人間関係を構築していくためにとても大切なスキルです。対人スキルを高めることにより、職場での人間関係も良好になり、仕事を円滑に進めることができます。

しかし、「この人の前では萎縮してしまい話せない…」「この人の前だと、つい強い口調になってしまう…」など、自分の経験や感覚だけでは、上手くいかない場面も多いのではないでしょうか。

【対人行動】よりよい人間関係をはぐくむコミュニケーション・セミナー

本プログラムでは、自分も相手も大切にした自己表現方法(アサーション)について学びます。

アサーションについて学び、実際に練習を重ねることで、対人スキルを高めていくことができます。

「この人とは対等で爽やかなコミュニケーションを取ることができる」と思える人が少しずつ増えていくことを目指しています。

Iメッセージ、Youメッセージ

相手を尊重した「私の要望」の伝え方をテーマに、【対人行動】よりよい人間関係をはぐくむコミュニケーション・セミナー第6回を実施しました。
皆さんと共有した、IメッセージYouメッセージについて例と共に紹介いたします。

Iメッセージとは、自分の気持ちを伝えるときに、「私は…」を主語にしたメッセージを使っていく方法です。

例えば、待ち合わせをしていた相手が連絡もなく遅刻をしてきた!

そのようなとき、つい使ってしまいがちなのが「あなたは…」を主語にしたYouメッセージ

「遅れるなら(あなたは)連絡くらいしてよ! どうしてそんなこともできないの」
本音だとしても、それを感情のままに言ってしまったなら 相手はほぼ100%不快になり、イライラしたり、落ち込んだりすることでしょう。

Youメッセージを使ったことも、使われたことも皆さん一度はあるのではないでしょうか。

「あなたは…」を主語にすると相手の領域に踏み込んだ・相手を支配するような表現になりやすく、言い方が強くなってしまうのが要因の一つ。
事と場合によっては、これまでの関係性に修復不可能なヒビが入ってしまうなんてことも…!

しかし、同じことをI(私)を主語にして伝えるとどうでしょう。

「遅れるときは連絡をもらえると(私は)安心だな・うれしいよ」であるとか、「連絡がなかったから、何かあったんじゃないか  と(私は)心配したんだよ」となるかと思います。

  

Iメッセージの効果

私という主語で伝えることで、表現がグッとやわらかくなります。
「~してよ!」という言い方とは異なり、相手の行動まで制限をしません。

また、自分の感情を相手に伝えるだけで、あくまで「どうすればよいのか・よかったのか」の判断については相手に任せているので、相手を尊重したコミュニケーションを取りやすくなります。

カッとなったとき、感情的になっているとき、私たちはYouメッセージを使ってしまいがちです。そんなときこそ、一呼吸おいてYouメッセージからIメッセージへ変換することを意識していただければと思います。

  

とは言え、なかなかむずかしい…

しかし、分かっていても、なかなかむずかしいもの…。Iメッセージを使ったコミュニケーションには慣れが必要です。

チャレンジドジャパン仙台中央センターでなら、プログラムで練習しながら徐々にコミュニケーションに慣れていくことができます。
また、上手くいかなかったことがあった際にも、スタッフと一緒に振り返り、ほかの伝え方を検討することができます。

よりよいコミュニケーションを取れるようになりたいと考えている方は、ぜひチャレンジドジャパン仙台中央センターにお気軽にお問い合わせください。

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