就職者インタビュー トライアル雇用を経て本採用! 販売業・Sさん
チャレンジドジャパン仙台中央センターから就職者が出ました!
今回は、6カ月のトライアル雇用※(後述、リンク有り)を経て、本採用となったSさんに、インタビューを行いました。

販売業・Sさん チャレンジドジャパン入所~採用の概要
Sさんは、20代より長く家で過ごされていた期間を経て、チャレンジドジャパン仙台中央センターに入所されました。当初はご家族のすすめもあり事務職を希望されていましたが、実習等で幅広い職種を経験することで身体を動かす仕事が向いていると気づき、昨年より仙台市内コンビニエンスストアにてトライアル雇用開始となりました。
当初より決定していた半年の期間を経て、店長様より「今やいなくてはならない存在です」との評価をいただき、先日、本採用となりました。
販売業・Sさんにインタビュー
トライアル雇用期間の半年で、何か変化はありましたか?
自分の生活サイクルが大きく変わりました。
勤務では身体をたくさん動かすのでその疲れもあり、夜遅いときも24時には「もう24時だ、まずい、もう寝なきゃ」となりますし、寝付けないこともほぼ無くなりました。身体のリズムとしても早寝早起きになりました。
また、かなり痩せて健康な身体になりました。チャレンジドジャパン仙台中央センターに入所した当時は履けなかったズボンを履いています。
チャレンジドジャパン利用のきっかけを教えてください
家に長く居た時期が続いていたのですが、ある日、自分の白髪が増えたことに気付きました。
「まずい」と一念発起してハローワークに相談に行き、すすめに応じて障害者手帳を取得し、チャレンジドジャパン仙台中央センターに入所しました。
通所することで感じたことは
自分は、仲良くなってくると意外と他人とも話せるんだ、と発見しました。
今までは家に居て家族としか話していなかったので、通所して家族以外の仲良くなった人とも話すことができたのは意外でした。調子に左右される部分はありますが、これはいい発見でした。
おかげで、コミュニケーションが求められる仕事も視野に入れて検討できました。
(スタッフ)今はお仕事でお客様対応もされていますね!
通所中は、山あり谷あり
チャレンジドジャパンに入所してから、家にいるより、好調も不調も顕著に感じました。
自分の調子について、上も下も見ることが出来たと思います。
家にいる時には、調子の波に気付けなかったです。
(スタッフ)精神的に調子が優れない日もまずは通所する等、とても頑張っておられましたね。
働いている今でも、調子が優れないと感じる朝もあります。
でも、出勤して作業している内に持ち上がってくることもありますし、好調不調の波もだんだん掴んでいければと思っています。
チャレンジドジャパンの訓練で役立ったと思うこと
ビジネスマナー全般を学べたのは、仕事にも役立っていると感じます。敬語、お辞儀が自然に出るのは、チャレンジドジャパンのプログラムに参加したからだと思います。
他にも、ピッキングプログラムは、揚げ物作りや品出しにも役立っていますし、
利用者同士で話す中で感じていた「雑談力」の大切さは、働いてからも感じています。
「企業実習をいくつも体験できたことで、考えも変わりました」
親から言われて、自分は身体を動かす仕事は向いていない、事務がいい、と思い込んでいましたが
実際に色々な仕事を体験してみると、身体を動かしている方が調子よく、集中して作業が出来ると感じられたことと、色々な方がいることも分かり、職種にこだわる必要もなかったと思いました。
チャレンジドジャパンに通所して、①他の人と関わったこと ②様々な職種で体験実習を行ったこと で、職種の検討の幅が広がりましたし、自分に合っている仕事に就くことが出来たと思っています。
利用を検討している方へメッセージ
急に就職するのは、正直、難しい面もあると思います。
私は、2年間腰を据えて訓練し、そのあと長く就労するつもりで取り組むのがいいんじゃないかと感じました。
仕事をする上で、生活リズム、特に朝の過ごし方が重要になると実感しています。
通所に合わせるだけではなく、就労を見据えて、朝の過ごし方を身につける機会にしてもらえればと思います。
人と話していると時間の進み方が違うなと思いますし、
何も動かないでいるより、チャレンジドジャパンに来てよかったなと思っています。
Sさん、ありがとうございました。
チャレンジドジャパン仙台中央センターは、これからもSさんをサポートしてまいります!
見学、体験を随時受け付けております。お気軽にお問い合わせくださいませ。

あなたに合った仕事、働き方を、私達と一緒に探しましょう!
