月で遭難?コミュニケーション力を高めよう

意見を伝えたり、まとめる難しさ
自分の意見を相手に伝えることは意外に難しいものですよね。これを読んでいる方の中にも、思ったことを言葉にすることが苦手だったり、思っていることを伝えたら相手に違った受け取られ方をしたりして困った経験がある人もいるのではないでしょうか?ましてや、グループで意見をまとめることはとても難しいことですよね。
今回は、そんなコミュニケーションの難しさを体感するイベントを行いました!
月で遭難…生き残るためには何が必要?
今回のイベントでは「NASAゲーム」を行いました。NASAゲームは、チームで意見を一つにまとめる合意形成のプロセスをゲーム感覚で実施できる「コンセンサスゲーム」の一つです。「コンセンサス」とは「合意形成」のことです。意見を出し合うだけでなく、しっかりと話し合って意見をまとめることが求められます。
ゲームの流れ
機械の故障で月に不時着した……という状況から始まるゲームです。離れてしまった母船に戻るまでの持ち物の優先順位をメンバーで決めていくのですが、単純な多数決ではなく、冷静に考えて状況判断をする必要があるところにポイントがあります。最後にNASAの模範解答とチームの解答を照らし合わせ、点数化します。 ゲームのルール上は、NASAの模範解答に近いほど高得点となります。
- マッチ箱
- 濃縮された食べ物
- パラシュート
- 太陽熱利用の携帯暖房機
- 50kgの酸素タンク
- 月面で使う星座表
- 20リットルの水
- 宇宙用照明弾
- 注射器の入った救急箱
- 太陽電池のFM受信送信機
この10個のアイテムが生命線です!あなたならどんな優先順位をつけますか?


最後はグループごとの発表を行います。最終的にNASAの模範解答に一番近いのはどのチームでしょうか…⁉
参加者の感想
- 自分が話しているときに相づちを返してもらったり共感してくれたりして、聞いてくれていると感じられた。
- 対人面に不安があったが、グループのメンバーのおかげで話すことができた。
- 自分を含めてグループメンバー全員が自分の意見を抑えすぎてしまい、話し合いがうまく進まなかった。
- これまであまり話したことのない人と話せて良かった。
- 時間内に意見をまとめたり、全体の意見を取り入れながら精査していくことが難しかった。
イベントを終えて
イベント終了後は、多くの利用者の方から「難しかった~!」という感想をいただきました。話し合ったことでNASAの模範解答に近づいたグループも、もっと自分の意見をしっかりと伝えていれば…と後悔の残る人もいましたが、なぜそうなったのか考えることで、自分のコミュニケーションの癖や課題を発見するきっかけにもなったと思います。今後も仙台センターでは、このような楽しくコミュニケーションが身につくイベントを行っていきます!
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