就労体験実習インタビュー(資料館の例)

実習について

就労体験実習は文字通り「就労を体験する実習」として、仙台市障害者就労支援センター(はたらポート仙台)と連携し、職場実習機会の拡大と、就職活動スキルの向上を目的として実施されています。

今回は、就労体験実習に参加したHさんに、インタビュアーのKさんと一緒に実習の様子について伺いました!

今回実習を行なった場所、日数と時間を教えてください。

榴岡公園にある仙台市歴史民俗資料館です。10-15時までの4時間を2日間行いました。

実習での作業内容はどういったものでしたか。

庶務作業です。チラシの2つ折り、押印作業(請求書の名前、課の名前、担当者の名前を押印)、ごみ袋を使いやすいように整える(ゴミ箱にかけるごみ袋の準備)、受付業務(来場した方のお金のやり取り)などでした。
平日に人はあまり来ないと聞いていましたが、1人来場した方がいたので、緊張しましたがその方の対応をしていました。手前に料金表があったので、その表を見ながらチケットを渡して、館内の案内をしました。

なぜ実習に行きたいと思ったのですか。

基本的にはどこでもよかった、参加できれば運がいいなと思っていました。ただ、自分が事業所で庶務課(事業所内の事務補助業務や庶務業務を担当するチーム)の活動をしている中で、どこまで庶務の仕事を出来るか、実務をしてみたいと思い、庶務業務で募集のあった資料館に応募させていただきました。

実習から得たものは何ですか。

一つ一つの作業は単純ですが、この作業(チラシの2つ折りやごみ袋の準備など)をする人が居なかったら困る人たちがいるので、侮ってはいけないなと思いました。

難しかったことはありますか(自分の課題を見つけましたか)。

緊張が強かったので、来場した方に受付業務をもっとスムーズに行えるようにご案内したかったです。ごみ袋の畳み方も難しかった(袋がつるつる滑ってとてもたたみにくかった)。同行したスタッフの方に教わりながらやりました。

実習をどう就職に活かしていきますか。

単純作業でも誰かがやらないと活動しづらい方がいらっしゃるので、そういう方の助けになれればなと思います。
館長さんがとても優しい方で、上手く言葉にできなくてもずっと待っていてくれたり、「何が分からないか」と助けになる言葉も頂きました。ありがたかったです。

インタビュアーKさんの感想

ささいな業務は直接企業の利益に繋がらなくても、事前に準備をしておくとスムーズに仕事ができたりしますよね。実務ではそのような場面がよく発生すると思います。直接誰かに褒められるわけではないけど、他の方の助けになれるようになりたいというHさんは謙虚で素敵な方だなと思いました。細かいことに気づいて行動するHさんを見習いたいと思います。

スタッフより

Hさん、実習お疲れ様でした!
これまで訓練で培った庶務業務のスキルを、実際の現場で試すことができましたね。普段は中々機会がないお客様対応などもあり、普段の訓練とはまた違った緊張感や学びがあったかと思います。
ぜひ今後の仙台センターの訓練でこの経験を活かしていただけたらと思います。一緒に頑張りましょう!

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