「弱み」が「強み」に転じていくとき~自覚・努力・対策の大切さ①

「弱み」は生まれつきのもので、「変わることがない」というわけではありません。

「自覚」し、「何とかしたい」と思うことで、「努力」「対策」につながり、いつしかその成果が表れ、いつのまにか外側に表れる行動・態度が良い方向に向かい、「強み」として変化していくことがあります。
加えて、そのような取り組みや「向上心」そのものを評価され、「強み」になることも。

そのような過程を一緒に歩んでいくことを、ひゅーまにあ盛岡では大切にしています。

Fさんのケース

まさに、そのような過程を約1年半の歳月をかけスタッフと一緒に歩み、実習先で評価されたFさん(男性・20代・発達)のケースをご紹介します。

Fさんのこれまで

Fさんは、失敗したと思った時、気持ちが落ち込んでしまい、やる気が削がれて自暴自棄になり、元の作業には戻れず、思考や行動を切り替えられなくなる自身の傾向に気づきながらも、長年困っていました。

通所開始当初のFさんは、失敗してしまったり、スタッフから指摘を受けたりすると、「やってしまった」というスイッチが入ってしまい、過敏に反応。

まずは心の中にある言葉を吐き出し、「こんな失敗をしている自分じゃダメだ」「こんなことをいつまでも言っている自分もダメだ」などと、マイナス思考がぐるぐるぐるぐる…。せっかくやっていた作業も中断。
成果が上がらないだけではなく、周囲にも少なからず影響が及びます。
そうすると、ますますそのこと自体が自分を追い詰めていきます。

でも、考えていることは、自分に厳しい気持ちの表れでもあり、決して悪い面の表れでもありません。
向上し、よりよい社会人になりたいという気持ちも人一倍強いFさん。
そのような傾向にある自分自身に気づき、「何とかしていきたい」という気持ちがあることは、成長する可能性を秘めている証でもあります。

悪循環を断ち切り、良い方向へ切り替えていけるよう、スタッフとはまさに二人三脚で、日々起こる様々な出来事に立ち向かっていきました。

Fさんの成長

逐一、今の気持ちを整理し、やるべきことへ進んでいけるように整えていく作業は、Fさんにとってエネルギーを要することでもありました。

時には呼吸が荒くなり、「作業を一時ストップし、何もしない状態をつくり、情報を遮断して静かな場所で、深呼吸をしながら休養を取る」というような、少し大掛かりな対策が必要なこともありました。

しかし、何度も繰り返し試みていく中で、起きたことの状況把握やそれに対する評価を冷静に行い、前向きな気持ちに切り替え、行動を変えていけるようになっていきました。

また、その過程にかかる手間や時間も減っていき、Fさん自身の「生きづらさ」が少しずつ解消していきました

スタッフと一緒に状況把握をしたり、対策を考えたりしました。

まだまだ盤石ではなく、日々自身と戦っている部分も否めませんが、様々な経験をスタッフと共に積み上げていくことで、自信をつけていったFさん。いよいよ職場見学・実習・応募などの本格的な就職活動に入っていきました。

すると、その中で発生する負荷がかかり、また少し波が大きくなる傾向もありましたが、周囲の心配をよそに、比較的スムーズに「経験を重ねるごとに順調に慣れていく」という様子が見られました。

とはいうものの、本人の中では葛藤の日々。自身や期待と不安が入り乱れ、「行きつ戻りつ」。
見学面接の際にうまくお話ができなかったという経験などから、少し落ち込んだり、焦ったりする場面も見られました。

しかし、向上心があるFさんは、負けそうになる自分と闘いながら、うまくいかなかった経験も糧に、課題が見つかればスタッフと一緒に対策を講じ、回数を重ねていきました。

そんなFさんに、ついに実習の機会をいただける事業所との出会いがありました!

Fさんの実習での成果は次回、ご紹介します!

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*就労支援センターひゅーまにあ盛岡は、2020年10月よりチャレンジドジャパン盛岡センターへ事業所名称を変更しました

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