「私の説明書」…どんな風に活用するの?②

ひゅーまにあ盛岡では、利用者支援のため、外部の支援機関や医療機関との連携は大事にしています。

そのため、外部からの支援を受ける際、先方の担当者様に本人を効率よく知っていただくため、活用できるツールとして、「私の説明書」が活用できます。

「履歴書」や「職務経歴書」だけでは伝えきれない内容や伝えにくい内容を、自分なりの形式と内容で表現できるのが、「私の説明書」です。

作成のバリエーション

形式などの自由度が高い分、本人の伝えたいことを、伝えやすいレイアウトや分かりやすさを追求した図式化や色づかいなど、工夫のしがいがあります。

WordやExcelのみならず、場合によってはPowerPointで作成することもあります。

Dさんの場合

利用者Dさんの場合は、PowerPointで作成し、自分自身も分かりやすいよう、カラー印刷を使用し、大きめの図式や字体で作成。

実習をお願いする企業や地域の障害者就業・生活支援センターの担当者様と面談する際、自分についてよく知っていただけるようにと提示しながらお話をしました。

お忙しい方々に効率よくお伝えすることにもつながりますが、書いたことについて責任を持ち、その場で質疑応答を行う際にも、しっかり説明ができるようにする必要があります。
このような書面を用意し、双方がそれを見ながらお話ができると、整理して話すことが苦手な特性があっても安心です。

その準備として事前に、自分自身のことを理解するため、スタッフと一緒に過去の自分や現在の自分を振り返り、情報を整理し、将来に向けて考えていることを加え、作成作業を進めました。

その後も、時折見直しをして、自己理解を進め、一度整理した情報を自分自身に定着させ、日々の生活をより生きやすくするためにも活用しています。

このように、物事を分析・整理し、理解して覚え、活用することが苦手な障害があっても、自己理解を深めながら活用することができます。
さらにはそれを誰かにお伝えして、理解や配慮をいただく際に、大変有効に活用ができます。

自分自身も分かりやすいように図を活用してPowerPointで作成しました。

Eさんの場合

利用者Eさんは、当初、実習までお願いできるかもしれなかった事業所で、新型コロナウイルス流行のため、実習受け入れが不可となってしまいました。
面接だけは可能となった際、企業の方とお会いして話ができるチャンスとして、「私の説明書」を持参して伺いました。

まだまだ職歴がなく、社会経験も浅いため、不安が大きいEさんでしたが、書面にはそのことを正直に記載。

様々な障害特性を改善していこうと、対策を取り、努力し、少しずつ成長してきている過程をそのままに表現。

採用までいかずとも、このような経験をもとにステップアップを図りたいと望んだ面接では、終始緊張したままではありましたが、自分について整理したものを作成し、提示していくという有意義な経験ができました。

その際に感じた自分自身の課題や、同行したスタッフから見た課題点を共有し、次の活動目標が具体的に浮かんできて、それに応じた取り組みに展開。
さらにEさんの就職に向けた意欲の喚起につながり、実際に成長を見せています。

EさんはExcelで作成しました。「私の説明書」の作成、活用を通して色々な経験を積むことができました。

◯お問い合わせ

*就労支援センターひゅーまにあ盛岡は、2020年10月よりチャレンジドジャパン盛岡センターへ事業所名称を変更しました

見学、体験を随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。

〒020-0034 岩手県盛岡市盛岡駅前通15-18 ラヴィ3階
電話:019-656-1622
メール:[email protected]

申し込みフォームの入力はこちらからどうぞ

◯お申し込みフォーム