「私の説明書」…どんな風に活用するの?①

前回の記事「自分を知り、伝える方法」では、「私の説明書」「ナビゲーションブック」作成の意義や目的、中身について簡単にご紹介しました。

今回は、「私の説明書(ナビゲーションブック)」の活用例の一つをご紹介します。

応募想定・実習先企業に宛てて作成

ひゅーまにあ盛岡を利用しているCさんは、就職相談会にてブース訪問をする際、各事業所の担当者様に、自分について説明した「私の説明書(ナビゲーションブック)」をご覧いただくため、事前に作成しました。

どのように作成し、どのような成果があったのでしょうか…

作成の道のり

Cさんは、まず、自分の傾向を洗い出し、就労に必要なものを整理し、書面にまとめました。
資料をスタッフからもらい、助言を受けながらではありましたが、ほぼ自分で進め、パソコンで作成したそのスキル自体を大変評価されました。

もちろん、もともとの職務経歴や能力がしっかりあったことも大きいですが、本人が第一希望にしていた企業は大変人気で、大勢のブース訪問者のなかで、だいぶ印象を深く持っていただけたと思います。

体調面での心配や環境適応の課題は大きかったものの、実習にお声がけいただき、昨年から一年近くをかけ、繰り返しの実習で双方をよく知り、課題点に対するアプローチについて、確認や検討を進める取り組みを継続しています。

そのなかで、実習先事業所からみた本人の具体的な評価や課題点を、丁寧に伝えていただく機会が増え、ひゅーまにあ盛岡での訓練だけでは得られない、貴重な経験となっています。

そのことにより、自分自身の課題点について、よりリアルにより厳しく対峙することとなり、Cさんにとって辛いこともありましたが、状況や思考を整理する作業を、ひゅーまにあ盛岡のスタッフと一緒に行い、見事、乗り越えてきました。

情報を整理しながらパソコンで作成。作成⇔修正を繰り返しながら進めていきました。

作成の成果、成長

自分の課題点、状況や思考の整理などを行い、乗り越えてきたCさん。
その甲斐があって、その過程で再考を施した訂正版が完成。

その内容や取り組みを、実習先事業所にまるごとお伝えしたところ、その点も評価していただくことができました。
より具体的で絞った内容により、「コミュニケーション」というCさんの弱点にあえて焦点を当てたことで、Cさんなりに努力してきたことでもあったため、Cさんの苦悩も一層のものがあったとお察しします。

しかし、その苦悩や、それを乗り越えて就労を果たしたいという、強い意欲と努力が、より重みのあるものとして、実習先事業所に伝わることとなったと思います。

その事業所への採用に至れるのかどうかはいずれにしても、この過程そのものがCさんにとって、何事にも代えがたい貴重な経験であり、「よく考え努力し、成長することができる」という、強みとしてアピールできる力となったと、スタッフは強く感じています。

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