「今できることをじっくりやろう」~職場や仕事のイメージ編@盛岡

前回に引き続き、「今できること」「今だからできること」として個々の課題や目標に応じた取り組みをご紹介します。

今回は【職場や仕事のイメージの形成】の実践についてです。

ホームページやFacebookなどの活用

応募候補の事業所・仕事や、類似の事業所・作業の状況が分かるものを検索して研究。

イメージを形成し、確認したいことをピックアップ!ということで、訓練施設内でもできる方法を工夫しました。

社会経験豊富なスタッフに話を聞いてみたり、気になる関連の資格などについても検索したりするだけでも、世界を広げていくことができますね。

見学に行ける現場であれば、お客さんとして訪問!

希望している現場がお店ならば、お客さんとして訪問し、利用してみる!というのもありですね。

買い物をしてみたり、商品をじっくり眺めてみたり…。

お客さんの立場で接客を体験するという機会にもなりました。

困っている時に「何がお困りですか?」と、助けていただいたさわやかな接客に感激し、自分もこうなりたいなと感じたようです。

もし採用されたならば、自分が責任をもってかかわった商品を、家族や友人も含め、たくさんの人たちに味わっていただきたいと、改めて意欲を喚起できたようです。

現場で働く方の姿に刺激を受けて、成長したいという意識や、こうなりたいという目標を明確に持つことで、日ごろの訓練内容の取り組み姿勢もより具体的により充実させることができます。

類似の作業を体験!

手先が器用なAさんは、手作業の仕事で強みを生かせないかと模索中。「職人になりたい」という夢があります。

ハサミや針の扱い、周囲の人に動きにも気を付けて、しっかり確認しながら作業します。

ファッションやデザインなどにも興味があるため、裁縫などものづくりの仕事も関心があります。

そこで、刺繍や手縫い・ボタン付けなどを個別訓練に取り入れ、作業を体験しながら、手先の器用さに磨きをかけたり、作業上の集中力や体力を鍛えていったりする活動を計画。 

Aさんの作業の様子です。
不具合は早めに発見して修正する等しながら進めています。

ダイレクトに同じ作業の仕事に就くわけではなくとも、このような経験で積み上げていく実績によって、イメージ形成ができるだけではなく、自信も向上していきますね。

うまくいかないことも多く発生する、慣れない作業を習得していく過程には、「目標をもち課題を乗り越えて自分のものにしていく」ための、大事なポイントがいっぱい詰まっています。

こんな時はどう考えて気持ちを前向きに立て直していけばよいか、というようなことも、身につけていくことが増え、とても良い機会となっています。

頭ではわかっていても、その場で実践できなければあまり意味がありません。座学で学んだことをいかし、実践していくことも大事ですね。

漠然とした不安の一つ一つを一緒に分析し、対策を一緒に考え、取り組むことで成長していくその過程が、とても充実しており、Aさんの成長や頑張りに、スタッフもエネルギーをもらっています。

お問い合わせ先

就労支援センター ひゅーまにあ盛岡
電話 019-656-1622
FAX   019‐656-1623
メール [email protected]
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