就職者インタビューを行いました!

初夏の日差しに青葉輝く季節となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか?

このたび、チャレンジドジャパン北上センターにおいて、また新たに1名の利用者様の就職が決定いたしました!
今回の記事では、その利用者様へのインタビュー内容をご紹介致します。

観光地での食品製造業

Aさん(20代、女性)は、企業見学、企業実習を経てこの度無事に内定を頂きました。

Aさんは通所開始当初、体調に不安があり少ない日数からの通所でした。講座やスタッフとのやりとりを通じて少しずつ自分の症状や不調になりそうなとき、調子を崩してしまったときなどの自分なりの対処法について整理する中で、日数も増やして通所できるほど体調を安定させることが出来るようになりました。
今回、実習をさせていただいた企業様側からは高評価を頂くことができ、内定に繋がりました。これはご本人の努力と、これまで事業所で訓練してきた積み重ねがあってこその高評価だと感じます。

今回Aさんは、「一緒に働く方々に自分のことについて知ってもらったうえで働きたい。」という思いから、一般求人へオープン就労という形で就職となりました。オープン就労とは、抱えている障がいなどを企業様に開示した上で、就職活動や就労する事を言います。就労の形は、障がい者枠での就労だけではなく、オープンで一般就労という形もあります。この場合は、企業が障がいについての理解をした上での就労となる為、働く上で様々な配慮を頂けることが多いです。

Q1.内定先ではどのような業務を行いますか?

『餅の製造業務です。実際に餅を成形したり、材料の準備やラベル貼りなどをします。業務に慣れてきたら、製造だけでなくこれまでの経験や資格を活かして事務の仕事にも携わっていく予定です。』

Q2.就職活動はどのくらいの期間でどのように進めていきましたか?

『意識して活動したのは2~3か月くらいです。最初はあまりひとつの業種に定めずに、幅広く求人を見るようにしました。そこからスタッフの方に問い合わせをしていただきながら、今回内定先となった企業さんの見学と実習に繋がりました。』

Q3.チャレンジドジャパンで行ってきた訓練の中で役立ったことはなんですか?

『役立ったことは、自己理解の講座の中で、体調を崩すときの自分のサインやそうなった時の対処法について頭の中だけで考えるんじゃなくて、実際に紙に書き出すことで、自分のことについて整理出来たり、自分の注意サインに気が付くことが出来たことです。他にもJSTや職業スキル講座も、実際に動いてピッキングをやってみたり、他の人のロールプレイを見たりすることが出来たことでイメージがしやすかったので印象に残っています。』

Q4.就職活動するうえで、就労移行支援を利用したことにメリットは感じましたか?

『本来の就活だと自分で応募して、面接してとすべて1人で進めていくけど、企業見学などスタッフさんが同行してくれるので安心しました。実習を通じて職場を自分の目で見ることができたのも良かったです。』

Q5.これから就職を目指す方々にメッセージをお願いします。

『良いことばかりじゃなくて、躓いたり、嫌な事だったり、人それぞれあると思います。私も不安だったけど、乗り越えていった先に、自分から勇気を出して一歩踏み出すことで、いい結果になるかもしれません。業種にもこだわりすぎず視野を広げてみたら、発見がありました。頑張ってほしいです。』

編集後記

いかがでしたでしょうか。今回の記事は、オープンでの就職の決まったAさんへのインタビューでした。Aさんの今後の活躍を心より応援しています!チャレンジドジャパン北上センターでは、これからも皆様一人ひとりが輝けるステージを作る為に力を尽くしてまいります。

オープンで就職を目指している方、どういった形で就職を目指していこうか悩んでいる方がおりましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。当事業所への見学をお待ちしております!

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