【第3弾】チャレンジドジャパンを利用し就職まで

全3回でお送りしてきた「チャレンジドジャパンを利用し就職まで」ですが、今週は最終回「就職後の様子について」をお送りします。緊張して入職され、その後の様子や、チャレンジドジャパンでのトレーニングがどのように活かされたのでしょうか。

就職後の1ヵ月について

入社してみていかがでしょうか?

入社してようやく1ヵ月といったところです。私の場合、なにぶん緊張癖があるものですから、入社当初はひどく緊張していましたが、先輩の方々に大変優しく接してしただいたこともあり、現在ではほとんどそれはありません。実際にも周囲の方々に受け入れて頂けているかと思っています。

作業自体を覚えることももちろんですが、一番戸惑ったのは、想像以上に工数管理が厳しいということです。何の作業を何時まで、あるいは何十分程度でという作業経験は初めてでしたので、少々の混乱がありました。

現在では幾つかの作業も単独で行えるようになりましたが、まだまだ工数面でも精神面でも先輩方にご迷惑をおかけしている身分ですから、一日でも早く一つの戦力として独り立ちしたいと考えています。

何にとまどい、何ができていらっしゃいますか?

まず、業務中のセルフケアを活かすためにも、自分の得意な業務ペース、つまり忙しい方が良いのか時間に余裕があった方がよいのかなどを、あらかじめ理解しておくと強いことを知りました。それと併せて、職場環境に適したセルフケアが必要になるため、セルフケアを複数持つ必要性も感じました。私の場合、周囲の方にどう見られているかを邪推して落ち込むことがありますが、それでも服薬や休憩のとり方を工夫したりすることで、作業に影響が出ないようにできています。

一番良かった点は、就労移行支援の段階で、就職を焦ることなく自分自身が変化することを待つことができたことにあります。移行支援において大きく精神的に変化したことが、受け入れていただけたり、精神面を安定させて仕事に従事できていることにつながっているかと感じています。従来の自分では、同じ環境同じ企業でも、受け入れて頂くことに対し難しいものがあったと強く思っています。

現在はどんな状態ですか?

まず、精神面は非常に調子が良く、出社したくなくなったり、行動できなくなったりすることはまずありません。これは私が偶然、スケジュールが詰まっていた方が精神的に上向く傾向を持っていることに起因しているかと思います。これは意図したわけではありませんが、偶然にも工数管理を良く行う企業と出会い、それが私に合っているようです。また、繰り返しになりますが、就労移行支援での1年数か月で、自分自身が変化できたこと、そして自分の強みと弱みを発見することができたのは、本当に幸いでした。覚えることが山ほどあり、課題も山積していますが、自分を信じて一つ一つ消化して、一日も早く戦力になりたいと考えています。

チャレンジドジャパンのスタッフより

就職するにあたり、パソコンなどの作業スキルに力を入れがちですが、自身の障害特性と向き合い、どう対策をとるかということにも真剣に向き合ったことで就職につながり、職場からの信頼も得られ、結果安定して働くことが出来ているようです。ご本人の意欲と努力が何よりも実を結んでいます。

チャレンジドジャパン川崎センターでは、企業で活躍していただけるよう就職後も引き続きサポートしてまいります。チャレンジドジャパンではみなさんの就職や就職後に役立つプログラムを準備しております。


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