部活動インタビュー 職場で役立つ“他者との距離感”を学んだAさんの事例

チャレンジドジャパンは、様々な役割を利用者の方が主体となり、協力しながら行う部活動があります。川崎センターでは、部活動を1つの部署と想定して、より実践的で業務に近い形で行っています。

部活動では、集団でのコミュニケーションや報告・連絡・相談などのスキルを学ぶことができます。

具体的な活動内容としては、
環境整備部→事業所内を清潔に保ち、過ごしやすい環境を整える
郵送部→郵送物を各関係機関に発送する
広報部→事業所内向けの広報誌を月に1度発行する

詳しくは、リンクをご覧ください。

今回は部活動を通して、学んだことを広報部で活躍しているAさんに、インタビューをしました。

Q.広報部に入部するきっかけを教えて下さい

A.きっかけは2つあります。1つ目は、元々自分の意見を言うことは得意でした。しかし、職場を意識した言い方や伝え方で話すことが苦手なため、広報部を通して適切な方法を学びたいと思いました。
2つ目は、広報部での活動を面接時にもエピソードトークとして話せる実績を作りたいと思いました。

Q. 大変だったことは何ですか。

A.ミーティング中、他部員に対して、距離感を間違えた発言をしたことがありました。しかし職場では様々な方と一緒に働くため、相手の気持ちや状況を考えた言い方をすることで、程よい距離感を保つことができると学びました。

Q. 入部してよかったこと

A.よかったことは2つあります。1つ目は、スタッフからフィードバックがもらえることです。
①発言する前に一度考える
②認識のずれをスタッフとすり合わせる
③ミーティング後、適切な言い方だったかスタッフに確認をする


3つのことを意識して発言をするようになり、今は周りと上手く距離感を保てるようになりました。
2つ目は、周りから「広報誌を読んだよ。よかったよ」と声をかけてもらえることです。記事作成や見やすいレイアウト、デザインを一生懸命考えた甲斐がありました。

Q. 入部して身に付くことは何ですか

A.伝える力が身に付きます。広報誌作成では、わかりやすく伝えることを意識しています。意識する癖がついたので、報告・連絡・相談をする時、相手に伝わる言い方で話すことが出来ています。

Q. 今後の目標を教えてください

A.入部して3カ月のため、引き続き職場を意識した言い方、伝え方を学んでいきたいです。そして就職活動の際、広報部で学んだことを自分の強みにして面接官に伝えられるようになりたいです。

Aさんは広報部を通して、他者との程よい距離感を学んでいます。また相手に伝わる文章作成スキルを上げることで、就職活動の履歴書や自己PRを考える際に役に立ちます。

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