就職者インタビュー(官公庁・知的障害)

チャレンジドジャパン川崎センターからまた1名、
来年1月より就職が決まった方がいます。
どんなトレーニングをしてどんな経過で決まったのか、 インタビューをいたしました。
Kさん(10代)
障害種別:知的障害
就職先:官公庁

Q . Kさん内定おめでとうございます。
まずは就職先の業務について教えてもらえますか
市役所の人事課でpdfスキャン作業の業務に就くことになりました。
1日pdfを集中して取っていく、デジタル化推進のお仕事です。
Q . 就職までの経緯を簡単に教えてもらえますか
決まるまでに5か所に応募しました。
それぞれで実技試験があったり、
面接だけであったりでしたがなかなか内定をもらうことができませんでした。
ただ就労移行のスタッフが同行してくれたこともあり、
課題が分かったので少しずつ対策をしていくことができました。
最後は官公庁を2か所並行して応募して、両方とも内定をもらいました。
Q . 2か所から内定もらえて、迷いませんでしたか
片方がチャレンジ雇用で片方任期職員でした。
将来のことや自分の適性を含めて考えて、任期職員として働くことにしました。
Q . 就活中に課題が見つかったということでしたが、
どんな課題でしたか
面接と実技試験それぞれで違いました。
面接では聞かれたことと違うことを答えてしまうことが分かりました。
面接練習を何度も行い、上手に答えられるようになりました。
実技試験では指示書の理解が苦手なことが分かりました。
読解力が課題なのが分かったので、試験想定の問題や、
ドリル学習して結果をスタッフと共有しながら、克服していきました。
それぞれの対策を行っていきながら、
自分は複数の業務をやるよりも一つの作業を集中して行うことが
得意なことに気が付くことができました。
Q .働く理由はどんなことがあったんですか
自分が働いたお金で趣味を充実させていきたいです。
家庭にもお金を入れていこうと思っています。
Q .これからはどんなキャリアを考えていますか
まずは公務員ということで働くので緊張感をもち、
自分で目標を設定して働いていきたいです。
Q .チャレンジドジャパンで役に立ったトレーニングはなんですか
様々な作業や講座に参加しました。
個別作業ですと領収書作成、封筒、封入・封緘、データ入力作業。
集団の作業では、部活動として郵送部で様々な作業に携わりました。
自分の事務スキルとコミュニケーションの力が磨けたと思います。
Q .通所期間は1年8か月でしたが、振り返ってどう思いますか
自分には必要だったと思います。
当初は集中力の課題・作業の雑さに課題がありました。
なかなか向き合えない時間がありましたが、今年の6月から本腰入れました。
そこで課題としっかり向き合えて、克服することができました。
Q .就活困ったこと、悩んだことはどんなことがありましたか
面接、実技試験がうまくいかずに後悔に残ることがあった。
特に実技は自信を持って臨んだが、時間内に終わらせることが出来なかった。
悔しさは今も残っています。
ですが実技試験で広く作業をすることが苦手なことが理解できました。
当初は事務作業で働こうと思っていましたが、
一つ作業に集中して行う方が向いていることに気が付きました。
Q .チャレンジドジャパン川崎を選んだ理由はなんですか
就職実績が魅力でした。
どんなところで働くのかと考えた時に自分の好きな企業があったので、
目標としてトレーニングすることができました。
あと、スタッフが優しかったのも良かったです。
これからKさんは初めての仕事に就きます。
チャレンジドジャパンでは定着支援にも力を入れており、
不安を解決しながら業務を進めていくことができます。
就職先にお悩みの方は、ぜひ見学にお越しください。
◯お問い合わせ

見学、体験を随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
〒210-0005 神奈川県川崎市川崎区東田町2-11 大谷加工川崎大通ビル9F
電話:044-589-4693
メール:[email protected]
(川崎市指定 就労移行・就労定着支援事業所)