内定までの秘訣とは?@川崎
今回は、事務職で内定を頂き、2月から就職される利用者さんへのインタビューをお届けいたします。
スタッフ:ご就職おめでとうございます!2月から事務職として就職されますが、どのような仕事内容か教えていただけますか?
Nさん:事務職ではありますが、その中にクリーニング業務が入っています。汚れた衣服を保管し、パソコンのデータで管理して商品の流れを把握する業務です。衣服の持ち主とクリーニング業者との間に入り、衣服が今どこにあるのかを管理するお仕事です。
スタッフ:利用中に感じた苦難はどのようなものがありますか?
Nさん:面接に落ちた時、気持ちを切り替えることが難しく、先が見えなくなってしまう感覚がありました。通所開始から一年経ったころから、焦りやプレッシャーを感じることもありました。また、私は環境の変化が苦手なので、利用者さんやスタッフなど人の入れ替わりに慣れることに苦労しました。
スタッフ:どのようにして乗り越えましたか?
Nさん:まずはスタッフに相談をしました。時間を取って、私の気持ちを受け止めてもらいました。不安感が増し落ち着かなくなった時、相談ができて良かったです。相談したことで、心の安定を保てたり、また頑張ろうという気持ちになることができました。
スタッフ:焦りがあったとのことですが、具体的にはどのような気持ちでしたか?
Nさん:初めのころは、新しいことを覚える楽しさがありましたが、周りの利用者さんが就職をしていくなかで、あと一年しかないという焦りを感じるようになりました。
スタッフ:歴が長くなることで、慣れるのと同時に焦る気持ちも生まれたんですね。その気持ちはどのようにして解決しましたか?
Nさん:ここから本腰を入れて資格の勉強や、スタッフとの面接練習や履歴書などの作成に取り掛かりました。書類作成はスタッフからアドバイスをもらうことができます。 また、事務補助の訓練もあり、発送作業やラベル作成などの多くの仕事を経験することができたことも、自分の得意・不得意を理解することにつながりました。その中で、どのような仕事が自分にとって合っているのかを、理解することが出来ました。
スタッフ:ひゅーまにあでの訓練を就職に生かすことができたんですね。その過程で実習にも行かれましたが、実際にお仕事をしてみていかがでしたか?
Nさん:実習に行ってみるとイメージとはギャップがありました。クリーニングと聞いて、重いものや汚れたものを運ぶ、動きっぱなしの仕事を想像していましたが、実際にはそれほど重労働ではなく、これなら自分にもできそうだ。という気持ちに変わりました。
スタッフ:実習に行くことで新しい発見やイメージとの違いに気付くことができたのですね。ありがとうございました。
同じようなお困りごとを感じていらっしゃる方、何か一歩踏み出したいけれど 不安な気持ちをお持ちの方。 就職してからも不安なときはあります。
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