【選べる働き方】オープン就労とクローズ就労

皆さんこんにちは!チャレンジドジャパン金沢文庫センターです。
5月も終わりに差し掛かりってますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、皆さんは障害をもった方の働き方が選べるということを知っていますか?
今回は障害をもった方の働き方についてご紹介していきたいと思います。
オープン就労とクローズ就労
皆さんはオープン就労とクローズ就労という言葉を聞いたことがありますか?
どちらも障害を持った方が就職を目指す際に選択できる就労の方法になります。
違いは大きく分けて2つあり【障害の開示】と【応募できる求人】になります。
オープン就労・・・ 自分の障害について企業に開示し働くこと
障がい者求人への応募。
クローズ就労・・・ 自分の障害について企業に開示せずに働くこと
一般求人への応募。
また、上司や必要な人だけに障害を開示して、同僚やその他の社員には障害を開示しないで働く【セミオープン就労】と呼ばれるものもあります。
オープン就労・クローズ就労のメリットとデメリット

オープン就労とクローズ就労にはそれぞれメリットとデメリットがあります、それぞれを知ったうえで自分に合った働き方を検討していただければと思います。
オープン就労のメリット
・自分の障害や特性について理解してもらって働くことが出来る。
・通院や服薬について考慮してもらうことが出来る。
・業務の時間・内容・場所などを配慮してもらうことが出来る。
・支援機関がついている場合、企業や本人と仕事についてのサポート・調整が受けれる。
オープン就労のデメリット
・一般求人と比較すると求人が少ない
・自分の障害特性について理解している必要がある
・職種の幅が狭い
・会社内で自分が障害者であることが知られる
・クローズに比べて収入が少ない。
オープン就労の場合、障害を公表して働くため周囲から様々な配慮・サポートしてもらえます。そうすることで長く職場で活躍できる可能性が上がります。これはオープン就労ならではのメリットになります。一方で、一般求人に比べて応募できる求人が少ないことや周囲から障害を持っている人と思われるなどのデメリットもあります。
クローズ就労のメリット
・オープン就労に比べて給与が高い
・選べる求人の数が多い
・責任を求められるポジション・仕事内容が多い
クローズ就労のデメリット
・通院や服薬に関しての配慮が得られない
・障害を隠している事がバレるのではないか?という不安
・業務についての配慮を求められない(ノルマ・残業・出張など)
・突発的な体調不良に関して配慮を受けられない
障害を開示しないでの就労になるので一般求人への募集となります。そのため応募できる求人の幅はとても広く、給与面もオープン就労に比べて高いものもあるのがメリットです。その一方、基本的にオープン就労で受けれるような配慮というものはありません。
そのため責任が重い仕事を任されることや過労や業務によるストレスに対しての耐性が求められご自身の障害が悪化してしまう可能性もあります。
まとめ
いかがでいたでしょうか?
オープン就労とクローズ就労について少しでも知れましたでしょうか?
どちらの働き方を選択するかは、ご自身の障害特性や治療状況、健康状態などから判断して頂ければと思います。
チャレンジドジャパンでは一人ひとりに合った就職へのサポートさせて頂いております。
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