時代に逆らう?!「押印」訓練、その心は?
コロナ禍に書類の捺印について見直され、印鑑がなくてもよい書類がでてきたニュースは記憶に新しいかと思います。そんななか、当事業所では「押印訓練」というものが時代の波に逆らうかのように続いているのです。一体何の訓練になるというのでしょうか?!
押印はただの単調作業にあらず
押印訓練は、「指示を出された分だけ大量に、きれいに押し続ける」という単調作業です。まずは「きれい」とは客観的にみてどういう状態かを知ることが肝要です。たとえば「傾きすぎない」「にじまない」「周囲が汚れていない」「欄の中央に押せている」などが「きれいな状態」と言えるでしょう。美しさとは、人の主観によって変わってくるものですが、仕事の場合は、客観的な「きれい」の基準について必ず指示を受け、従うことが大切になってきます。大量にきれいに押すためにはかなりの集中力が必要そうですね。仕事でもそれほど大量の押印を行う機会はないかもしれませんが、なぜ、訓練として行う必要があるのでしょうか?
千葉センターでは、
・指示された内容の通りに作業ができるか ・どのくらいの時間、集中できるか
・得意不得意 ・うまくいかないときに相談ができるか ・できないときはどうしたらいいか
などを見極め、職業準備性を高めるために行っています。得意なことを伸ばしていき、不得意なことはどのような工夫や助けがあればいいのかを検討していく材料になるのです。「そんな単調作業、やって何になる?!」という声が聞こえてきそうですが、そこは『急がば回れ』です。「得意・不得意」を知らずして、強みになる力を伸ばしていくことができるでしょうか。押印訓練は、履歴書に書いたり面接で答えるための自己アピールや配慮事項に繋がっていく事柄を発見し、就職準備性を高めていくために必要な道しるべのひとつといえるでしょう。

就職後に必要なのは「持久力」
「ただの押印訓練」かと思いきや、就活までに必要な「得意不得意の見極め」や「工夫や配慮事項」に繋がっていくことがわかりましたね?就職はゴールではなく、就職したあとにどれだけ続けていけるか「持久力」が必要になってきます。今回は、長く就労するために、自分に合った「職場環境、仕事内容、仕事のやり方」を見つけていくために有効な訓練内容のひとつをご紹介しました。
見学・体験をお待ちしています!
押印訓練はたくさんある訓練内容のひとつです。当センターは、「自分の得意なことを伸ばすために、まずは何ができるのか?」の答を見つけるために、たくさんある訓練を通していろいろと挑戦できる場所です。まずは見学・体験をしてみませんか?
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見学、体験を随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
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